アマゾンってどんな車?
メーカの正式な呼称は、VolovoP120,P130そしてP220の3種からなり1956年から1970までの14年間に約70万台が製造されています。P120は4ドアセダン、P130は2ドアセダン、そしてP220は5ドアエステートを意味していますが、車体に見られるエンブレムにはドアの枚数に関係なくエンジンの種類により121、122Sそして123GTと表示されています。端的に言ってしまえば、121はストロンバーグのシングルキャブ仕様、122SはスポーツバージョンでSUのツインキャブ(HS6)、123GTはやはりSUのツインキャブのさらに強力版と言ったところで、P1800のエンジン(B18B)を載せたボディーに、強化サス、フォグランプ(メーカーは2つの追加ライトのうち1つをフォグランプ、もう1つはスポットランプと呼んでいた)、タコメーター等が標準装備されていました。アマゾンという名称はこれらの車の愛称として定着していますが、同名のドイツ製のオートバイが先に存在したために正式には北欧諸国内のみでこの名前が認められていたようです。
いまだに安全神話で名を売っているボルボですが、アマゾンは一般乗用車として初めて、前座席3点式シートベルト、後部座席の3点式シートベルト、前座席のヘッドレスト、衝突時の搭乗者保護のための衝撃吸収型ダッシュボードを採用したりして有名になった車でもあります。(いまだにボルボの新車のカタログを見ると写真入りでそんな自慢話がのっています)
エンジンの排気量は、年式と共に増加していますが1,600cc、1,800ccそして2,000ccの3種でそれぞれ、B16、B18、B20と呼ばれています。いずれも直列4気筒で特にその製造量が圧倒的に多いためかB18が抜群の耐久力のあるエンジンとしてよく知れわたっていた様です。(海外の本で読むと大体16万キロから20万キロ走行まで通常のメンテナンスのみでオーバーホール不要だったとか書いてあります−ほんまかいな)。ギアボックスは前進4速のマニュアル式が基本ですがオーバードライブ付きのものもあり、また少数オートマチック車もありました。
日本では、当時ヤナセの子会社の北欧自動車という会社が正規代理店として輸入していましたが、その後、帝人ボルボ、ボルボカ−ズ・ジャパンと輸入販売業者を変えながらいまだに消耗部品のみならずかなりのパーツを在庫している現ディ−ラーの姿勢はクラシックボルボのオーナーの一人としてまったく頭の下がる思いです。(まあ、実際購入するには海外のサードパ−ティ−から買った方が安いのは間違いありませんが...)
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